01.
59fiftyとは?
MLB(メジャーリーグ・ベースボール)の公式選手用キャップとして、1954年に誕生したベースボールキャップのスタンダード。誕生当時のフォルムがほとんど変更なく使われています。6枚のパネルで構成される[59FIFTY] は、熟練の職人により、手作業を中心とした22の工程で作り上げられます。1/8(約1cm) 刻みで展開されるフィテッドサイズを採用し、様々な頭囲に対応します。2017年シーズンよりMLB公式オンフィールドキャップはすべて、左サイドにフラッグロゴが刺繍されることになりました。
02.
製造工程について
最高のベースボールキャップとして、型崩れしにくい丈夫な作りは、職人の手作業による 22 工程で作り上げられます。
03.
バイザーについて
59FIFTYのバイザーは工場出荷時には平らな状態です。好みに合った形、角度にカーブさせることができます。
04.
カスタマイズの由来
1996年にニューヨーク・ヤンキースがワールドシリーズ進出を決めた時、熱狂的なヤンキース・ファンとして知られるスパイク・リーが「ニューエラ」のCEOであるクリス・クックに電話をかけ、観戦用に赤色のヤンキース・キャップを作ってほしいとオーダー。赤いキャップを被りボックスシートで試合を観戦するスパイク・リーの姿が、TV中継を通して3000万人もの視聴者に目撃されたことが[59FIFTY]カスタマイズの始まりです。今では、様々なカラーをはじめ、コラボレーションによるアレンジされた59FIFTYが世の中に広まり続けています。
スパイクリーが当時「ニューエラ」へ依頼した赤色のヤンキース・キャップです。
スパイク・リー
スパイク・リーはアメリカ合衆国ジョージア州アトランタ出身の映画監督、プロデューサー、作家、俳優。「スパイク」は、母親からつけられたニックネーム。幼いころにブルックリンに転居、フォート・グリーン地区には彼が設立した映画製作会社40 Acres & A Mule Filmworksがあります。1982年、ニューヨーク大学でファインアートの修士号を得、大学院卒業制作の「ジョーズ・バーバー・ショップ」という映画は、学生製作の映画として初めて、ニュー・ディレクター・ニュー・フィルム・フェスティバルに出品されました。1985年、初めて監督した商業映画「シーズ・ガッタ・ハブ・イット」はわずか予算16万ドルで製作され、翌1986年の公開時には2週間の短期間公開にもかかわらず、700万ドルを超える興行成績を残しました。以来数々の作品を生み出しており、CMやミュージックビデオの監督としても活躍しています。
05.
59FIFTY Family
1954年に誕生した[59FIFTY]には、子供サイズの他にバイザーをあらかじめカーブドさせたものやフロントをより柔らかくクラシックに表現したアイテムなどバリエーション豊富にラインナップしています。
59FIFTY
1954 年に誕生したベースボールキャップのスタンダード。MLB の公式オンフィールドキャップにも採用されています。
LP 59FIFTY
[59FIFTY] の基本的な特徴はそのままに、低めのクラウンにバイザーをあらかじめカーブさせた仕様です。
59FIFTY Retro Crown
[59FIFTY]をベースに、より柔らかく低めのクラウンにすることでクラシックな被り心地に仕上げています。
59FIFTY Flip Down
折り返しが可能なイヤーフラップを取り付けることで、防寒性を兼ね備えた[59FIFTY]です。
59FIFTY TRAPPER
The Trapperのイヤーフラップを[59FIFTY]にとりつけることで、優れた防寒性を兼ね備えたモデルです。
59FIFTY Dog ear
防寒、防風を目的とした耳まで覆うことのできるイアーフラップを[59FIFTY]に取りつけたモデルです。
KIDS 59FIFTY
[59FIFTY]をベースに、キッズ仕様にサイズをアレンジしたモデルです。
My 1st 59FIFTY
安全性を確保するためトップボタンを無くし、フロントパネルの芯やスウェットバンドには柔らかな素材を採用しました。
06.
サイズについて
My1st kids | |||||
---|---|---|---|---|---|
Fitted Size | 6 |
638 |
612 |
658 |
634 |
頭周り(cm) | 48.3 | 51.1 | 52 | 53 | 53.9 |
Adult | ||||||
---|---|---|---|---|---|---|
7 |
718 |
714 |
738 |
712 |
758 |
734 |
55.8 | 56.8 | 57.7 | 58.7 | 59.6 | 60.6 | 61.5 |
778 |
8 |
812 |
818 |
814 |
838 |
62.5 | 63.5 | 64.5 | 65.5 | 66.5 | 67.5 |
07.
サイズステッカーについて
08.
59fiftyの歴史
- 1954年:ニューエラのフィッテド・キャップがハロルドによって、改良、変更を加えられ、59FIFTYと名付けられました。
- 1974年:この時点でメジャーリーグ・ベースボール24チーム中の20チームがニューエラと契約しました。
- 1980年代後半:プロ選手と同じキャップを被ることが野球ファンの間で大きく広がりました。
- 1993年:メジャーリーグ・ベースボールより、全球団のオンフィールドキャップを製造する独占的な権利を与えられました。
- 1996年:映画監督スパイク・リーが「赤いヤンキースのキャップ」をニューエラに個人的にリクエストし、カスタムキャップが誕生しました。
- 2017年:メジャーリーグ・ベースボールの公式選手用キャップにフラッグロゴが刺繍されることになりました。