WAKA NOZAWA × NEW ERA
発売するたびに話題となり完売続出するニューエラ×野沢和香さん待望のスペシャルコラボ最新作は“サマーアクティビティ”をテーマにラインナップを展開。
ファッションモデル、アパレルディレクター、ヨガインストラクターの顔を持ちながら、趣味のサーフィンなどでアクティブに過ごす野沢さんだからこそ生み出せるアイディアとこだわりを詰め込んだコレクションをご紹介します。
今回のコレクションに関して、こだわったポイントを教えてください。
「アクティブなシーンで使える帽子の需要をたくさんいただくので、キャンプ、フェス、サーフィン、ゴルフなど外でのアクティビティーシーンをイメージしました。
都会と違い常に天気が変わりやすい場所では、撥水生地で帽子が傘代わりになるのが理想です。というのも、私自身あまり傘が好きではなくて多少の雨なら濡れて歩くタイプなんです(笑)。だけど、実際頭が濡れると体にはかなりの負担がかかります。なので、これがあると本当に便利。
実際、撮影中に大雨が降った時、この撥水ハットをかぶっていて本当に助かったことがあって、帽子の重要性と自分が作ったものが素晴らしいものだと確信しました(笑)。
昨年アウトドアよりのハットを作れたので、今年はタウンユースも視野に入れてシンプルで都会的なデザインを意識しました。紐をアクセントにして、機能性もバッチリに作らせていただきました」
普段のコーデにハットをオシャレに取り入れるコツは?
「ハットをかぶることでインパクトが出せるので、引き算したシンプルでカジュアルな服に合わせるのがオススメです。
紐を垂らしてスタイリッシュにポイントにしてもいいし、気分やシーンに合わせて取り外し可能な仕様にしました。
幅広のハットってすごく好きなのに、自分がかぶっている姿を玄関で見るとなんだか恥ずかしくなっちゃって(笑)。そんな経験から、主役感のあるハットをあえてカジュアルな素材にして、グッとかぶりやすくかつ、いつものコーデに合わせられるように考えました」
バケハのオススメポイントは?
(写真右のハット)
「男女ともに楽しんでもらえるユニセックスなデザイン。マットで高級感のある素材は普段のファッションや街にもなじみます。ストッパー付きで長さが調整でき、紐を首から下げられるので、お子さんがいらっしゃる方で、帽子をしまう時間がないような場面やBBQなどのアウトドアで手が離せない時に、サッと首にかけられるのはすごく便利です」
ハットのオススメポイントは?
(写真左のワイドブリムハット)
「つばが広いので日焼けをしたくない人、雨の日もアクティブに過ごしたい人にぴったりです。つばが広くそれだけで傘状態(笑)。雨ガッパみたいな撥水素材だから、梅雨時期や夏の急なゲリラ豪雨に1つ持っていると本当に便利。汚れた時に洗えるイージーケアというのも扱いやすく実用的です。
あと、かぶった時に小顔効果があるのも女性には嬉しいポイントです」
こちらのキャップはエコペット素材を使用したと伺いました。
「ペットボトルからできたサスティナブルな素材で、できるだけ地球に負担が少ないもので作りました。環境のことを勉強していると、ファッションが環境によくないということを知り、本当にショックでした。でも、私はラッキーなことにそれに携われる立場にいるんだから、落ち込まず自分ができる範囲で選ぶ素材を変えたり、ちょっとずつでききることからやっていこうと思っています。
ロゴは、そんな思いを込めて“WELLNESS CLUB”に決定。みんなで環境のためにできることをできたらいいなというメッセージが込められています。
通常よりつばが1cm長くなっているので、小顔に見せたい女性やキャップ初心者の男性もかぶりやすくてオススメ」
レオパード柄のバケハの開発ストーリーとオススメポイントを教えてください。
「バケハが流行っているけど、いざ自分がかぶってみると浅すぎてなんか着られちゃってる感が出てしまって…。そこで、大人がかぶれるバケハを作りたくて、理想の深さ、角度、つばの長さを研究しました。実際いろんな人にかぶってもらって『こっちの方がいいかな?』『いや、違いがわかりません』みたいなやりとりも(笑)。試行錯誤しながら本当にこだわってベストな形に仕上げた自信作。
意外とハットの柄物ってないから、前回大好評だったこの形のハットで、柄物が欲しくて。いろんな柄案を出した中で1番ファッションになじむレオパード柄に決定しました。柄物ってそれだけで主役になりがちですが、これは色や柄を上品にすることで主張しすぎずファッションの名脇役になってくれます」
まだまだ続く夏の日差し、お気に入りの帽子を見つけて、ハッピーな夏の思い出ができますように!
Model:Waka Nozawa
Photo:Masaki Sone(PEACE MONKEY)
Stylist:Tsugumi Watari
Hair&Make up:Harumi Kanbe
Interview&Text:Takako Kataoka(White Agency)